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ラブラドールレトリバーとは|性格・大きさ・寿命と飼い方の基本ガイド

ラブラドールの飼い方と魅力を徹底解説

ラブラドールレトリバーは、カナダのニューファンドランド島で漁師の仕事を手伝っていた犬がルーツの大型犬です。社交的で人懐っこく、学ぶ意欲も高いので、盲導犬や介助犬としても活躍しています。この記事では、大きさや性格、気をつけたい病気を早見表でまとめたうえで、運動やお手入れ、食事、迎える準備としつけの基本を紹介します。

表:ラブラドールレトリバーの早見表

項目目安
ルーツカナダのニューファンドランド島。19世紀以降にイギリスで改良され、犬種として固定された
体重オス29〜36kg、メス25〜32kg
体高JKCの犬種標準ではオス56〜57cm、メス54〜56cm(一般的にはオス57〜62cm、メス55〜60cmほど)
性格社交的で人懐っこい。学ぶ意欲が高く、しつけがしやすい。食べることが大好き
運動量1日2回、各30分〜1時間の散歩
食事量小型犬の3〜4倍程度。1日2〜3回に分ける
お手入れブラッシングは週2〜3回(換毛期は毎日)。シャンプーは月1回程度
気をつけたい病気股関節形成不全、肘関節形成不全、外耳炎、皮膚炎、肥満、胃捻転など

※体格や寿命は一般的な目安です。個体によって差があります。

ラブラドールレトリバーとは|漁師を手伝った水辺の犬の歴史

ラブラドールレトリバー

ラブラドールという名前は、カナダ東部のラブラドール地方の地名に由来します。ただし、犬種が育ったのは、その隣にあるニューファンドランド島です。もとは「セント・ジョンズ・ウォータードッグ」と呼ばれ、冷たい海に飛び込んで魚を回収したり、網やロープを引いたりして、漁師の仕事を手伝っていました。

19世紀以降にイギリスへ渡ってから改良が進み、今のラブラドールレトリバーになりました。犬種としての原産国はイギリスとされています。人と協力して働いてきた歴史が、今の素直で学ぶのが好きな性格につながっていると考えられています。

今では家庭犬としてだけでなく、盲導犬や介助犬、災害救助犬としても活躍しています。よく似たゴールデンレトリバーとの違いは「ラブラドールとゴールデンの違い|性格・毛質・大きさを比較」で比べています。

ラブラドールレトリバーの大きさ|体重・体高の目安

ラブラドールレトリバーは、成犬で体重がオス29〜36kg、メス25〜32kgほどの大型犬です。被毛は短毛のダブルコートで、春の換毛期にはとくに毛が抜けます。

JKCの犬種標準では、理想の体高をオス56〜57cm、メス54〜56cmとしています。一般的には、オス57〜62cm、メス55〜60cmほどといわれます。

子犬は1年ほどでこの大きさになります。ケージやベッド、首輪やリードは、成犬のサイズを考えて選んでおきましょう。迎える準備は、このあとの「迎える準備としつけ」の章で紹介します。

ラブラドールレトリバーの性格|人懐っこく学ぶのが好き

ラブラドールレトリバー

ラブラドールレトリバーは社交的で人懐っこく、家族はもちろん、子どもや来客、ほかの犬にもフレンドリーです。警戒心が少ないので、番犬には向きにくい犬種です。学ぶ意欲が高く、褒めて伸ばすしつけと相性がよい一方で、望ましくない習慣も覚えやすいので、子犬のころから一貫したルールで接しましょう。

遊び好きで、水遊びも得意です。家族のそばにいたい気持ちが強く、寂しがりな面もあるので、長い留守番には練習が必要です。

毛色やオス・メスによる違い、子どもや猫との暮らし方は「ラブラドールレトリバーの性格と特徴|家庭との相性と接し方」で詳しく紹介しています。よく似たゴールデンレトリバーとの違いは「ラブラドールとゴールデンの違い|性格・毛質・大きさを比較」にまとめています。

ラブラドールレトリバーの寿命とかかりやすい病気

ラブラドールレトリバーは、大型犬に多い関節の病気に注意が必要です。股関節形成不全は、約7割が遺伝によるものと考えられています。肘関節形成不全は、生後6か月から1歳ごろの子犬期に多い病気です。食べることが大好きで太りやすい体質なので、肥満にも気をつけましょう。ほかにも外耳炎、皮膚炎やアレルギー、白内障やPRA(進行性網膜萎縮)、胃捻転、悪性腫瘍などが知られています。寿命や病気のかかりやすさには個体差があるので、ここで紹介するのは一般的な目安としてご覧ください。

胃捻転は命にかかわる病気です。ごはんを1日2〜3回に分け、食事の前後は激しい運動を避けることが予防につながります。

病気ごとのサインや予防のしかたは「ラブラドールに多い病気と寿命|体質から分かるリスクと予防法」にまとめています。

ラブラドールレトリバーの運動|散歩と頭を使う遊び

ラブラドールレトリバー

ラブラドールレトリバーは骨格がしっかりした筋肉質な体つきで、毎日の運動がとても大切です。散歩は1日2回、各30分〜1時間ほどが目安です。週に数回は、広い場所で自由に走り回れる時間もつくってあげましょう。泳ぐのが得意なので、水遊びもおすすめです。水遊びは安全な場所で、目を離さないようにしてください。

ただし、子犬の時期は関節がまだ発達していないので、激しい運動は控えましょう。

室内では、おやつを隠して探させたり、簡単なトリックを練習したりと、頭を使う遊びを取り入れると満足してくれる子が多いです。散歩のルートを変えたり、草のにおいをかがせてあげたりするのも、よい刺激になります。

ラブラドールレトリバーのお手入れ|抜け毛と耳のケア

ラブラドールレトリバーの被毛は、二重構造のダブルコートです。季節の変わり目には抜け毛が多くなるので、ブラッシングは週2〜3回を基本に、換毛期は毎日行いましょう。ブラッシングは毛玉やフケを取り除くだけでなく、皮膚の変化に早く気づくきっかけにもなります。

シャンプーは犬用の低刺激シャンプーを使い、月1回程度を目安にします。洗いすぎると皮膚が乾燥しやすくなるので、その子の状態をみながら回数を調整しましょう。自宅で洗うときは37度前後のお湯を使い、タオルドライとドライヤーでしっかり乾かします。

垂れ耳のラブラドールは耳の中に湿気がこもりやすく、外耳炎になりやすい傾向があります。耳のお手入れは、コットンなどで表面をやさしく拭き取る程度にして、綿棒で奥まで掃除するのは避けましょう。水遊びやシャンプーのあとは、耳の中をよく乾かしてあげてください。

ラブラドールレトリバーの食事と体重管理

ラブラドールレトリバー

ラブラドールレトリバーは食べることが大好きで、太りやすい体質です。食事の量は小型犬の3〜4倍程度が目安ですが、体格や年齢、運動量に合わせて調整し、肥満にならないよう気をつけましょう。

ごはんは1日2〜3回に分けて与えます。勢いよく食べる子が多いので、早食い防止の食器などを使って、ゆっくり食べられるように工夫しましょう。食後2〜3時間ほどは激しい運動を避けて安静に過ごすことが、胃捻転の予防につながります。

体重が増えると、股関節や肘など関節への負担も大きくなります。定期的に体重を量り、体型の変化をチェックする習慣をつけましょう。

ラブラドールレトリバーを迎える準備としつけ

ラブラドールレトリバーは、子犬でも1年ほどで成犬の大きさになります。道具は、成犬のサイズを前提にそろえましょう。また、もともと獲物をくわえて運ぶ犬なので、何でも口に入れやすい性質があります。誤飲の対策も、準備の段階から考えておきましょう。

  • 成犬のサイズに合わせた大型犬用のケージ・サークル
  • 床のすべり止めマット(成長期に関節へ負担をかけないため)
  • 早食い防止の食器
  • 丈夫なゴム製の、大きめのおもちゃ
  • ふた付きのゴミ箱や収納(靴下やタオル、生ゴミの誤飲を防ぐため)

しつけは、できたことを褒めて伸ばすやり方が向いています。体が大きいぶん、飛びつきや散歩中の引っ張りが子犬のうちに癖になると、あとで困ります。「おすわり」「まて」「呼び戻し」は、体が小さいうちから教えましょう。興奮したときに落ち着く時間をつくる練習も大切です。

健康な成犬でも、お留守番は8〜12時間ほどが限界とされています。外でしか排泄できない犬は、もっと短い時間が限界になります。ラブラドールレトリバーは運動が足りないと、物をかじるなどのいたずらにつながることがあります。長い時間のお留守番は、なるべく避けましょう。

ラブラドールレトリバーはダブルコートで、暑さが苦手です。夏はお留守番中もエアコンをつけたままにして、室温は25℃前後、湿度は60%以下を目安にしてください。

まとめ|ラブラドールレトリバーをもっと知るための記事

ラブラドールレトリバー

ラブラドールレトリバーは、漁師の仕事を手伝ってきた歴史をもつ、人懐っこくて学ぶのが好きな大型犬です。毎日しっかり運動すること、食事と体重を管理すること、抜け毛や耳のお手入れを続けることが、元気に暮らすための基本です。子犬のころから褒めて伸ばすしつけを続けて、家族みんなで楽しく暮らしていきましょう。

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Writer
ペッツメイト 店舗運用チーム

執筆:ペッツメイト 店舗運用チーム

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