2026/5/28
ペットと引越し|愛犬と笑顔の新生活を始めよう【福岡】
新しいお家に引っ越したとき、愛犬はどんな顔をするんだろう。 キョロキョロしながら部屋の隅々まで匂いを嗅いで、そのうちお気に入りの場所を見つけて、ごろんと横になる。そんな姿を想像すると、なんだかもうわくわくしませんか。
引越しは、ご家族みんなにとっての大きな節目です。 愛犬にとっても同じで、新しい街で気持ちよく暮らし始めるために、いくつか準備しておきたいことがあります。
手続きのこと、引越し中のストレスケア、新居での安心な過ごし方。 そして、福岡だからこそ楽しめるお散歩スポットまで。この記事でひとつずつ確認していきましょう。
愛犬にも引越し手続きは必要|知っておきたい福岡市のルール

荷造りが進むにつれて、部屋の様子がどんどん変わっていきますね。 そんな慌ただしさの中でも、愛犬のことをちゃんと考えているご家族へ。
福岡市で愛犬と新生活をスタートするには、いくつかの手続きがあります。 マイクロチップを国に登録しているワンちゃんなら、スマホからオンラインで住所変更ができます。
マイクロチップがない場合や、前の街の鑑札を新しいものに交換するときは、窓口へ行くとスムーズに案内してもらえます。 ひとつずつ確認して、愛犬と新居での暮らしを安心してスタートさせていきましょう。
登録済みのマイクロチップはスマホで手続き完結
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 適用要件 | 環境省指定登録機関への登録完了・福岡市への転入(令和5年3月1日以降) |
| 手続き方法 | スマホ・パソコンからオンラインで完結 |
| 窓口への来訪 | 不要(環境省から福岡市へ自動連携) |
| 住所変更の手数料 | 無料 |
環境省のデータベースにマイクロチップ情報が登録されているワンちゃんなら、福岡市への転入手続きはオンラインで完結します。 環境省の専用サイトで住所変更を済ませると、自動的に福岡市へデータが連携される仕組みになっているため、区役所や動物愛護センターの窓口に出向く必要はありません。
引越しの荷物を運び出したあと、ソファに座ってスマホを数分操作するだけで完了します。 住所変更の手数料もかかりません。
体の中に眠るマイクロチップは、もし迷子になったときでも確実にご家族の元へ帰れる、愛犬のデジタルなお守りです。
▶︎参考【環境省】オンラインでマイクロチップ情報を登録しましょう
▶︎参考【福岡市】福岡市における犬の登録手続きの一部変更について
マイクロチップを未登録なら窓口で鑑札交換して福岡市の住民に
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手続き窓口 | 福岡市東部動物愛護管理センター・各区役所の衛生・動物愛護担当窓口 |
| 旧鑑札持参の場合 | 無料で交換 |
| 旧鑑札紛失・新規登録の場合 | 3,000円(再交付のみの場合は1,600円) ※2026年5月現在 |
| 手続き期限 | 転入後30日以内 |
マイクロチップが未登録のワンちゃんの場合は、前の街で使っていた鑑札を持参して、福岡市の窓口で新しい鑑札に交換する手続きが必要です。 法律により、住む地域が変われば登録情報の変更が義務とされています。これは大切なご家族の存在を、新しい街でもきちんと証明するための大事なルールです。
手続きの窓口は、福岡市東部動物愛護管理センターや、お住まいの各区役所の衛生・動物愛護担当窓口です。 旧鑑札を持参すれば交換は無料。引越しの荷物の中に、忘れずに入れておきましょう。
旧鑑札が見当たらない場合は再交付の手数料が必要なため、荷造りのついでに早めに確認しておくと安心です。 手続きの期限は転入後30日以内。新しい街に落ち着いたら、早めに済ませておきましょう。
▶︎参考【厚生労働省】狂犬病
▶︎参考【福岡市動物愛護管理センター】犬の手続きについて
狂犬病の予防注射は福岡市獣医師会でスムーズに
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手続き場所 | 福岡市獣医師会所属の委託動物病院(注射と済票交付をその場で完了) |
| 狂犬病予防注射の費用 | 受診先の動物病院にご確認ください |
| 注射済票発行手数料 | 550円※2026年5月現在 |
年に一度の狂犬病予防注射は、法律で義務づけられている大切なケアです。 福岡市獣医師会に所属する委託動物病院なら、注射の接種と「注射済票」の交付がその場でワンストップで完了します。
注射後に区役所へ改めて出向く手間がないため、引越し前後の慌ただしい時期でもスムーズに済ませられます。 引越し直後の健康状態を先生に診てもらえる機会にもなるので、新しいかかりつけ医を探すきっかけにもなりますよ。
費用については、受診先の動物病院でご確認ください。 愛犬の健康と周囲のみんなの安全を守る、大切な思いやりのひとつです。
▶︎参考【福岡市】福岡市衛生関係手数料条例
▶︎参考【福岡市】狂犬病予防注射済票交付申請 (個人)
荷造りで不安そうな愛犬を守る|優しく愛情を伝えるケア

荷造りが始まると、部屋の中がどんどん変わっていきます。 段ボールが積み上がって、いつもの家具が消えていく様子を、愛犬はじっと見つめているかもしれません。
犬は空間の変化にとても敏感な動物です。 「なんだか様子がおかしい」と感じて、そわそわしたり、いつもより後ろをついてきたりすることもあります。
そんなときこそ、ご家族の笑顔と声が一番の支えです。 散歩やごはんのいつものリズムを守りながら、声をかける回数を少し増やしてあげましょう。 愛犬にとって、ご家族がいつも通りでいることが、何より大きな安心感につながります。
変わる部屋に戸惑う愛犬をたっぷりの愛情で包む
| ストレスサイン | 対処法 |
|---|---|
| そわそわして落ち着かない | いつものリズム(散歩・ごはん)を守る |
| ご家族の後ろをずっとついてくる | 穏やかな声でこまめに話しかける |
| 食欲が落ちる・下痢をする | 無理をさせず、数日続く場合は獣医師へ |
| トイレを失敗する | 叱らず、できたときにしっかり褒める |
段ボールの影からこちらをのぞく愛犬の顔に、「大丈夫だよ」と笑顔で声をかけてあげてください。 その一言が、どれだけ大きな安心感を与えるか、ワンちゃんはちゃんと受け取っています。
犬はご家族の表情や声のトーンから感情を読み取る力がとても高い動物です。 慌ただしく動き回るご家族の様子を見て、「何か大変なことが起きている」と敏感に察知してしまいます。
荷造りの手を少しだけ止めて、いつもより長めに撫でてあげたり、穏やかなトーンで話しかけたりする。 そのわずかなひとときが、愛犬の不安をやわらげる一番のケアです。
食欲の落ちや下痢、トイレの失敗が数日続くようであれば、早めにかかりつけの先生に相談してみましょう。
▶︎参考【環境省】飼い主のためのペットフード・ガイドライン
▶︎参考【環境省】動物愛護管理法
愛犬のベッドやお気に入りは引越し直前まで残して
| アイテム | 荷造りのタイミング |
|---|---|
| ベッド・毛布・クッション | 引越し当日の出発直前 |
| 食器 | 引越し当日の出発直前 |
| おもちゃ | 引越し当日の出発直前 |
| 新居への運び方 | 段ボールではなく手荷物として一緒に |
ガランとしていく部屋の中で、愛犬のベッドだけがいつも通りそこにある。
その「変わらない場所」が、引越し準備中の愛犬にとって最後の安心の拠り所です。
犬は自分の匂いが染み込んだ場所を、脳が「絶対に安全な場所」として認識しています。 荷造りが進んで部屋の景色が変わっても、いつものベッドやお気に入りのおもちゃが残っていれば、「ここはまだ自分の居場所だ」という安心感を保つことができます。
愛犬のベッド、毛布、食器、おもちゃは、引越し当日の出発直前まで荷造りせずに残しておきましょう。 新居へ移動する際は手荷物として一緒に運び、着いたらまず最初にいつものベッドを置いてあげてください。
準備のピークや当日はペットホテルに頼るのも優しさ
| シーン | 預け先の選択肢 |
|---|---|
| 引越し業者の見積もり日 | ペットホテル・慣れた知人宅 |
| 荷造りのピーク期間 | ペットホテル・慣れた知人宅 |
| 引越し当日 | ペットホテル・慣れた知人宅 |
| 預ける理由 | 脱走リスクの回避・ストレス軽減 |
引越し当日は、見知らぬ人が次々と出入りして、大きな物音や振動が続きます。 そんな環境は愛犬にとって大きなストレスになるだけでなく、開いた玄関から脱走してしまう危険も高まります。
「そばにいてあげたい」という気持ちはとても自然なことです。 でも、そんなときこそペットホテルや慣れた知人宅に預けることが、愛犬の心と体を守る思いやりの選択です。
安全で静かな環境でゆっくり過ごしてもらい、引越しが落ち着いたら笑顔で迎えに行く。 お互いにとって、一番穏やかな一日の過ごし方ですよ。
新居で早くリラックスしてもらいたい!安心空間をつくるコツ

荷物を運び入れたばかりの新居は、愛犬にとってまだ「知らない場所」。 最初はキョロキョロしながら、少し緊張した様子を見せるかもしれません。
人間と同じで、慣れない環境には誰だって時間が必要です。 でも大丈夫。ちょっとした工夫で、愛犬はずっと早く新しいお家を「自分の居場所」と感じてくれます。
匂いのこと、ごはんとトイレの配置のこと、そして毎日の過ごし方のこと。 愛犬が安心してリラックスできる空間づくりのコツを、ひとつずつ見ていきましょう。
前の家と同じ匂いがする愛犬専用の安心できる居場所を
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| ベッド・毛布・クッション | 洗濯せずに持参、新居でもすぐに設置 |
| おもちゃ・食器 | 慣れるまでは使い慣れたものをそのまま使用 |
| 設置場所 | 前の家と似た場所・位置関係を再現 |
| 新しいアイテムの導入 | 新居に慣れてきてから少しずつ切り替える |
新居に到着したら、まずやってあげてほしいことがあります。 引越しを機にベッドやおもちゃを新しくしたくなる気持ちはよく分かります。でも、最初の数週間はあえて使い慣れたものをそのまま使い続けることが、愛犬の安心への近道です。
犬は嗅覚で空間の安全を判断する動物です。 見慣れない部屋の中に、自分の匂いが染み込んだいつものベッドや毛布があるだけで、「ここは安全な場所だ」とずっと早く感じてくれます。
洗濯せずに持ってきた毛布やクッションを、新居でも同じような場所に敷いてあげましょう。 慣れてきたら、一緒にお買い物に行って新しいアイテムを選ぶ楽しみも待っていますよ。
ごはんとトイレの配置を前の家と似せて安心感を
| 場所 | 配置のポイント |
|---|---|
| トイレ | 前の家と同じ方角・窓との距離感を再現 |
| ごはん・水 | 前の家と同じような静かな場所に設置 |
| ベッド | 部屋の奥・壁際など落ち着ける場所へ |
| トイレを失敗したとき | 叱らず、できたときにたっぷり褒める |
新しい部屋でも、ごはんとトイレの場所がいつも通りだと、愛犬はずっと落ち着きやすくなります。 犬は食事・睡眠・排泄のルーティンが予測できると、精神的な安定を得やすい動物です。
例えば、前の家でリビングの窓辺にトイレを置いていたなら、新居でも窓辺に。 部屋の奥の静かな隅にベッドを置いていたなら、同じように奥の静かな場所に。 前の家との空間の「相対的な位置関係」を再現することが、トイレの失敗を防ぐ一番のコツです。
万が一、慣れない環境でトイレを失敗してしまっても、叱らないであげてください。 正しい場所でできたときにたっぷり褒めてあげることで、新しいお家がもっと大好きな場所になっていきますよ。
▶︎参考【環境省】住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドラインの策定について
新居でのお留守番は短時間のリフレッシュでご機嫌に
| リフレッシュ方法 | 内容 |
|---|---|
| リフレッシュ散歩 | 帰宅後10分、新しい街の匂いを一緒に楽しむ |
| 室内での遊び | 知育おもちゃや宝探しゲームで気分転換 |
| 帰宅後のルーティン | 毎日同じ流れをつくって安心感を育てる |
| 効果 | ストレス発散・「帰宅=楽しい」の学習 |
新居での最初のお留守番は、愛犬にとって少し不安な時間かもしれません。 まだ「安全な場所」として認識しきれていない新しいお家で、ご家族の姿が見えなくなるのは、それだけで心細いものです。
そんなときに効果的なのが、帰宅後の短時間のリフレッシュです。 仕事終わりのわずか10分でも、一緒に外の空気を吸いながら新しい街の匂いを嗅がせてあげる散歩や、室内での短い遊びを取り入れるだけで、たまったストレスをしっかり発散させてあげられます。
「ご家族が帰ってきたら楽しいことがある」と覚えてもらうことで、お留守番の時間も少しずつ穏やかになっていきます。 新居での新しい生活リズムを、焦らず一緒につくっていきましょう。
▶︎参考【環境省】人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト
福岡の街でワクワク新生活|愛犬と楽しむための事前準備

新居での生活が少しずつ落ち着いてきたら、いよいよ福岡の街を一緒に楽しむ番です。 広い公園、海沿いの道、ペットと入れるカフェ。福岡には愛犬と出かけたくなるスポットがたくさんあります。
でもその前に、安心して楽しむための「土台」を整えておきましょう。 かかりつけの動物病院を見つけておくこと、災害時の避難場所を確認しておくこと。 いざというときの備えがあるからこそ、毎日の暮らしを楽しむ土台となってくれることでしょう。
優しいかかりつけ動物病院を元気なうちに見つける
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| かかりつけ病院を探す時期 | 体調が良いうちに早めに |
| 最初の受診目的 | 爪切り・体重測定など気軽な用件でOK |
| 夜間救急病院 | お住まいの近くの施設を事前に調べておく |
| かかりつけ医に確認すること | 夜間・緊急時の対応についても聞いておく |
体調が悪くなってから慌てて病院を探すより、元気なうちに「この先生なら安心」と思える病院を見つけておく方が、ずっと心強いものです。 引越し後のストレスは、数日から数週間経ってから胃腸炎や皮膚トラブルとして現れることもあります。新居に落ち着いた後も、しばらくは様子を見ながら過ごしてあげましょう。
まずはお散歩がてら、自宅から通いやすい範囲の動物病院の場所を確認してみましょう。 爪切りや体重測定など、気軽な用件で一度訪れて、先生の雰囲気や病院の空気を確かめておくのがおすすめです。
また、深夜の急な体調変化に備えて、お住まいの近くの夜間救急病院の場所もあらかじめ調べておくと安心です。 いざというときに慌てないよう、かかりつけ医が決まったら夜間対応についても聞いておきましょう。
▶︎参考【福岡市】ペットと避難について
▶︎参考【福岡市】飼い主とペットが同じ場所で過ごせるペット同伴者専用避難所の試行設置について
福岡の新しいお散歩コースを歩いて愛犬と絆を深める
| スポット | 特徴 |
|---|---|
| 大濠公園・舞鶴公園周辺 | 都市部でありながら自然豊か。ペット同伴可能なカフェが隣接 |
| ロイヤルガーデンカフェ 大濠公園 | 大濠公園駅から徒歩2分。テラス席でペット同伴利用が可能 |
| Gather by UNPLAN Fukuoka | 大濠公園駅から徒歩1分。舞鶴公園至近でテラス席利用が可能 |
| 海の中道海浜公園 | 広大な敷地での散策が可能(リード着用が必須) |
新しい街を歩くとき、愛犬は全身を使って福岡を感じています。 知らない匂い、初めての景色、聞いたことのない音。それらすべてが脳への刺激になり、環境への適応力と自信をぐんぐん育ててくれます。
福岡には、愛犬と一緒に楽しめるスポットがたくさんあります。 都市部にありながら自然豊かな大濠公園や舞鶴公園の周辺は散策にぴったりで、ペット同伴で利用できるテラス席のカフェも点在しています。 少し足を伸ばせば、広大な海の中道海浜公園でのびのびと歩くこともできます(入場時はリード着用が必須です)。
お気に入りのコースが見つかったとき、愛犬がしっぽを振りながら歩く姿を見て、「この街に来てよかった」と感じる瞬間がきっと訪れます。 引越しという大きな変化を一緒に乗り越えたからこそ、これからの散歩はもっと特別な時間になっていきますよ。
まとめ|福岡が愛犬とご家族の一番の居場所に

荷解きが終わったら、まずは頑張ったパートナーをゆっくり撫でてあげてください。 慣れない環境で一生懸命ついてきてくれた愛犬と、新しいお家での最初の夜を、ゆっくり過ごしてほしいと思います。
手続きも、引越し中のケアも、新居での環境づくりも、ここまで読んでくださったご家族なら、きっと大丈夫です。 あとは、福岡の街を愛犬と一緒にのんびり楽しんでいくだけですよ。
ごはん選びに迷ったとき、散歩コースに悩んだとき、何かふと気になることがあったとき。 そんなときは、ペッツメイトに気軽に声をかけてみてください。
難しいことでなくていいんです。「最近こんなことがあって」というような、ちょっとした話でも大歓迎です。 動物が大好きなスタッフが、いつもそばにいます。
福岡での毎日が、ご家族みんなにとっての一番の居場所になっていきますように。