ころんと可愛い日本犬!豆柴の性格と特徴って?

柴犬よりもツンデレで甘えん坊?豆柴と柴犬の違い

コロコロとしたフォルムにつぶらなひとみ。

くるっと巻いた短めな尻尾がなんとも愛らしい豆柴。
小さい体で動き回る姿が愛くるしい豆柴はどんな犬種なのでしょうか?

実は豆柴という犬種は存在しません。

豆柴は小さいサイズの柴犬のことを指します。

そのため、見た目は柴犬と大きく変わらないのです。

成犬になったときの大きさが異なることが特徴です。

豆柴の性格はもちろん柴犬の性格を強く受け継いでいます。

柴犬は日本犬の中でも特に従順で飼い主に対しとても献身的です。

家族にも常にベタベタすることが少ない傾向があります。

一定の距離を保ちたがる傾向があります。

その一方でそばに寄ってきて甘えたがる時があるため「ツンデレ」な犬といわれることもあります。

一般的に犬は身体が小さくなると甘えん坊になる傾向があると言われています。

豆柴も柴犬に比べると甘えん坊な子が多いと言われています。

この記事では柴犬よりもちょっぴり甘えん坊な豆柴について紹介します。

もっと詳しく!豆柴の身体の大きさはどのくらい?

豆柴として繁殖が始まったのは1955年(昭和30年)頃だと言われています。

豆柴はまだ独立した犬種として大きな登録機関では認められていないため、血統書には「柴犬」と記載されています。。

成犬であれば

オスの体高 30cm~34cm、メスの体高で28cm~32cm、体重は4kg~6kg程度の柴犬が豆柴と呼ばれています

普通の柴犬の平均的な体高が、オスが35〜43cm、メス:33〜41cmなので結構小さめですね。

柴犬の中でも特に小さい個体が「豆柴」と呼ばれているのです。

柴犬は日本原産で、国の天然記念物にも指定されている日本犬です。

「柴」とは「小さなもの」を意味する言葉で、日本犬の中では唯一小型犬に分類されている犬種です。

豆柴は日本犬の中でも1番小さい犬種とも言えます。

まだ歴史が浅く安定していない犬種ということもあり、子犬の時には将来どの位の大きさになるのかはわかりません。

体高の成長が止まり大きさがほぼ決まるのは生後10か月頃だと言われます。

その後に筋肉が発達し1歳過ぎまで体重がさらに増えるケースもあります。

豆柴だと言われて迎えた子が大きくなり普通の柴犬だったという話はよくききます。

和犬ならではだからこそ!豆柴の基本、柴犬ってどんな性格?

柴犬はオオカミに近いという研究結果があります。

野性の本能が現れた「犬らしい」行動がよく見られる犬種でもあります。

警戒心が強く、洋犬のように「人間と一緒に何かをしたい」という欲求はあまり見られません。 

常に飼い主と一緒ではなく、1人で過ごす時間を求める傾向があります。

そのためお留守番が苦手になることは少ないと言えるでしょう。

豆柴も身体が小さい分だけ甘えん坊の気質があると言われていますが、基本的な性格や行動は柴犬と同じです。

その一方で、抱っこ・シャンプー・ 予防接種などでの拘束が苦手な子や、甘噛みの時期を過ぎても威嚇のために噛む子が多いことは理解した上でお家に迎えてあげてくださいね。

飼い主にすごく甘えて、言うことを聞く豆柴をSNSなどで見ることもあると思います。

その子の性格もありますが、飼い主のそばを離れずベッタリしている性格は、洋犬に比べて少ないと思った方が良いでしょう。

豆柴は生活を共にしている家族に対しては忠実に接してくれます。

一度テリトリーに入れた人には寛容である反面、知らない人や環境が変わることに対して神経質になりやすい傾向があるとも言われています。

縄張り意識が強い上にきれい好きなので、外でしか用を足さない子が多い犬種でもあります。

子犬期にトイレトレーニングをしても、散歩に行き始めると外でしかしなくなるケースが少なくありません。

あなたの体調が悪い時や悪天候の時でも散歩は必ず行くつもりで飼う必要があります。

庭がない家の場合は特に注意をしてあげてくださいね。

柴犬の歴史から飼い方がわかる?豆柴との暮らしのポイント

縄文時代から狩猟犬として日本人と共に暮らしてきたと言われている柴犬。

その中でも小柄な柴犬が豆柴のルーツと言われています。

昔から小型害獣の狩猟犬として小柄な犬同士を繁殖させています。

そこで生まれてきたのが豆柴の原型だとされています。

古くから狩猟犬として育ってきた豆柴は、他の小型犬に比べると独立心が旺盛。

さらに警戒心が強いのも特徴です。

可愛らしい見た目についつい甘やかして育ててしまえば、

・吠える

・噛む

などの問題行動を起こすようになってしまうかもしれません。

豆柴の独立心・警戒心の強さを理解しましょう。

時間をかけて社会化のトレーニングを行うことが大切です。

可愛らしい外見なのに、クールな性格。

身体を触られることが苦手な子が多いのも特色です。

しかし、一緒に暮らす上で身体のケアやお手入れ、コミュニケーションのためにも触れ合いは必須です。

日頃から身体を触れても大丈夫なように少しずつ慣らしていってあげることも大切です。

狩猟犬の血を引いている豆柴は、小さな身体の割に運動量が必要な犬種です。

1回に30分程度、1日1回の散歩に出かけましょう。

散歩は他の犬に出会ったり、様々な機会に触れることができるので内面の成長にも繋がりますよ。

小さいけれど柴犬!しつけを行い楽しく暮らそう

小さい体でかわいらしい豆柴。

サイズ以外はふつうの柴犬と同じです。

愛くるしい見た目ながらも自立心を持っています。

猟犬や番犬として活躍していた過去もあるため、警戒心の強い面も見せてくれます。

自立しながらも仲良く暮らせる豆柴を育てるには、ほめるしつけを取り入れながら信頼関係を築くことがポイントとなります。

あなたと愛犬との絆を深めて、豆柴との生活をより楽しんでください。

ペットメイト お悩み相談室

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