知って安心!フレンチブルドッグの育て方

安心する環境作りが信頼関係の第一歩。子犬を迎える準備

社交的で遊び好きなフレンチブルドッグです。

しかし、初めてあなたの家に来た日は緊張と慣れない環境に戸惑っていることでしょう。

子犬が安心できる環境を作り、徐々に触れ合いを深め、信頼関係を築いていきましょう。

子犬を迎えて最初の1週間ほどは特に気をつけて様子をみてあげてください。

かまい過ぎずにそっとしておくことが大切です。

ただし、フレンチブルドッグは体温調整が苦手です。

寒い時期は暖房、暑い時期はクーラー等で常に調整してあげましょう。

サークルの中にトイレ・飲み水・寝床を準備し、生活ができるように整えてあげると安心ですね。

そしてサークル内で排泄をしたら声をかけながら褒めてあげてください。

汚れたペットシーツもすぐに交換してあげましょう。

そのままにしておくと慣れてしまい、トイレのしつけに支障をきたすこともあります。

サークルに入れてそっとしておくと、子犬は好きなようにお昼寝をするようになります。

子犬の時期は寝て過ごすことが多いので見守ってあげましょう。

元気な時に少しずつサークルの外で遊ぶようにしていってみてくださいね。

賢いけれど頑固。フレンチブルドッグのしつけのコツ

迎えたその日から、トイレを褒めるといった簡単なしつけが始まります。

環境に慣れてきたらしつけを始めましょう。

フレンチブルドッグは賢いので、しつけもそれほど難しくない犬種とも言われています。

しかし、闘犬の血が流れているため怒った時には激しく噛み付くことがある一面もあります。

無闇に噛み付くことがないように、基本的なしつけはしっかり行ってあげてくださいね。

しつけはフレンチブルドッグの性質を考え3つのポイントを押さえて行ってみてください。

  • 根気強く教える
  • 短時間で教える
  • 噛みつきに要注意

根気強く教える

フレンチブルドッグは頑固な性格の犬種です。

納得しないと動かないこともあると言われるほどです。

しかし、しつけは根気が大切。

いけないことはいけないことです。

あなたが根気強く、繰り返し教えてあげることで、わかってくれるようになります。

できるようになったら、たくさん何回でも褒めてあげましょう。

根気強く、メリハリをつけて教えてあげてくださいね。

短時間で教える

フレンチブルドッグは飽きやすい子が多いと言われています。

長い時間集中することが難しい性質です。

初歩的なことから短時間でゆっくり教えてあげてみてください。

噛みつきに要注意

噛みつきの力が強いフレンチブルドッグは好戦的な性格でもあります。

咄嗟の時に噛みついてしまわないようにするしつけが大切です。

可愛く健康に!フレンチブルドッグの毎日のケア

フレンチブルドッグは短毛犬種なのでカットを行う必要がありません。

しかし、抜け毛が多く肌がデリケートなのが短毛犬種の特徴でもあります。

そのため、ブラッシングによって皮膚に付着した汚れをとり、抜け毛を早めに除去してあげてください。

ブラッシングすることにより、血行を促進し健康を保つ効果もあります。

抜け毛対策のためにも、毎日のブラッシングを行うようにしましょう。

ブラッシングの際に鼻の周りのしわの間もチェックする習慣をつけてあげましょう。

フレンチブルドッグは皮膚のたるみにより鼻周りにシワができてしまいます。

この部分は汚れが溜まりやすく、手入れを怠ると皮膚病の原因になることがあります。

清潔に保ってあげることが大切です。

濡れたタオルでシワを伸ばしながら拭きましょう。

涙が多い場合は、目の周りが常に湿っていることが多いため脱脂綿や綿棒を使ってよく拭き取るようにしてあげてください。

同様に目や涙やけが多い子は、コットンで拭き取ってあげると良いでしょう。

汚れたままや濡れたままで放置してしまうことで、皮膚が黒ずんだり皮膚病の原因となってしまうことがあります。

フレンチブルドッグは、他の犬種に比べて肥満になりやすい体質をしています。

ブラッシングや目の周りのケアの際の触れ合いで身体を確認したり、体重を測るようにするのもおすすめです。

知って早期発見、早期予防。フレンチブルドッグが気をつけたい病気

フレンチ・ブルドッグがかかりやすい病気を知っておくことで、予防することや早い段階で発見して治療することができます。

愛犬と長く楽しく暮らすためにも、気をつけたい病気をみていきましょう。

皮膚炎

フレンチブルドッグは痒みを伴う皮膚の疾患になることが多い犬種です。

  • 後ろ足で身体を頻繁にかく
  • 何度も身体を舐める
  • 皮膚に赤みや脱毛などができた

そんな行動が見られたり、症状をした時は要注意。

早めに獣医師を受診しましょう。

また、アトピーによる皮膚病を発症することもあります。

春から秋は症状が悪化することが多いです。

普段から様子をしっかりと見て、皮膚を清潔に保つようにしてあげてください。

熱中症

短頭種であるフレンチブルドッグは咽頭気道が狭く、特に熱を逃すのが苦手です。

湿度と暑さに弱いため、熱中症になりやすいので注意しましょう。

魅力である短い足も熱い地面に身体が近くなってしまい、暑さをより強く感じる要素にもなっています。

激しい息遣いが見られたら要注意です。

涼しい場所に連れて行って水を飲ませてあげましょう。

そして、身体を濡れたタオルなどで冷やしてあげてください。

気づいた段階で身体を冷やしながら病院に向かいましょう。

人間の熱中症等同様に早めの対処が大切になります。

散歩や激しい運動をした後は、水を飲ませて落ち着かせましょう。

特に夏場は注意が必要です。

散歩は涼しい時間帯に行いましょう。

しつけと日頃のケアで健康に!

天真爛漫で愛敬たっぷりのフレンチブルドッグ。

性質や性格によって問題行動を起こしてしまわないように、しつけをしっかり行いましょう。

しつけによって愛情を感じたり信頼関係が深まり、よりフレンチブルドッグとの生活が楽しくなることでしょう。

日頃のケアにより、愛犬の体調把握をすることもお忘れなく。

病気予防のためにも、ブラッシングは毎日行ってあげてくださいね。

ペットメイト お悩み相談室

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