チワワの平均寿命と病気!やってはいけないこととは?

チワワの平均寿命って?長く一緒に過ごしたい!

犬の寿命は体のサイズが小さいほど長生き傾向にあることが知られています 。

チワワは超小型犬に属していて寿命は長めだと言われている犬種です。

チワワの場合は、12〜16歳が平均的な寿命と言われています。

中には17歳〜19歳のチワワも SNS などに登場してるのを目にした方もいらっしゃるのでないのでしょうか?

長生きのためには、健康的でストレスが少ない生活と、病気の早期発見と予防が大切です。

例えば、チワワは体が小さくて室内でも活発です。

室内でも運動量が十分だと思われることもあるようです。

しかし、散歩に行かない生活ではストレスが溜まってそれが病気の元になってしまうとも言われています。

チワワの性格を理解しつつ、食生活やお散歩などに気を遣い健康的な生活ができるように気遣ってあげてください。

それがあなたと愛犬が一緒に過ごす日が長くなることでしょう。

また、チワワがかかりやすい病気を知り早期発見ができるように知識をつけておくことも大切です。

この記事では、チワワの病気についてお伝えしていきます。 

チワワがかかりやすい病気は?気をつけてみるポイント

チワワの怪我と病気はどんなものが多いのでしょうか?

病気や怪我を知り、予防や早期発見に役立ててください。

水頭症

チワワは赤ちゃんの頃から 先天的に水頭症が見られる確率が他の犬種に比べて高いことが知られています。

水頭症とは、 脳脊髄液が増えて脳が圧迫されてしまい神経症が現れる病気です。

先天性であるため予防は困難で早めの治療が大切な病気です。

子犬の動きが鈍い、 歩行や動きがおかしいといった様子が見られたらなるべく早く獣医師に相談をしてください。

アップルヘッドの怪我

チワワはアップルヘッドと呼ばれるりんごの形に似ている頭部を持っています。

頭の骨と骨のつなぎ目が開いていて、空洞があるのがチワワの骨格構造上の特徴のひとつです。

怪我をするととても危険な場所です。

頭部を固いものでぶつけたり、万が一叩いてしまったりなどすると大きなダメージを受けてしまいます。

頭部には特に注意しながら生活をしてあげてください。

骨折

チワワの骨は細いので落下による骨折にも要注意です。

小さく細いのでついついそっと抱っこしてしまいがちです。

しかし、急にチワワが動いてしまうことにより地面に落としてしまう可能性もあります。

抱っこをする際は落下しないように少し力を入れて包み込むようにしてあげてくださいね。

気管虚脱

チワワは呼吸器トラブルにも注意が必要です。

特に気管が潰れて呼吸がしにくくなる「気管虚脱」になりやすい傾向があります。

チワワの狭い器官に負担をかけないように、お散歩には首輪よりもハーネスがおすすめです。

また呼吸器疾患は肥満によってリスクが高まります。

健康のためにも愛犬を太らせないようにすることも大切です。

散歩や食事管理を行ってあげましょう。

パテラ(膝蓋骨脱臼)

子犬期から膝の皿が外れるパテラが見られるチワワもいます。

ワクチン接種やフィラリアの予防薬をもらいに動物病院を訪れるついでに、 獣医師さんに膝の検診も一緒にお願いすると安心です。

フローリングなどの滑る床での生活や ソファーなどからジャンプして着地する習慣を身につけてしまうと、パテラの発症リスクは高まる傾向にあります。

関節に負担がかからない生活環境を整えてあげて下さいね。 

チワワの長生きのための6つの秘訣!やってはいけないこと

愛犬との時間を一日でも長く過ごすために、 愛犬の健康を守り長生きができるようなサポートをしてあげることが大切です。特にやってはいけないのは、ストレスがかかってしまう環境をそのままにしておくことです。適した環境づくりを心がけましょう。

食事やストレスなどの6つのポイントをご紹介します。

①健康に過ごすための出発点「適切な食事」

年齢に合った食事内容を獣医師さんに聞きながら、 適切な量や回数を準備してあげましょう。

食べ過ぎは肥満の元になり骨が細いチワワの負担にもなります。

また、高齢期には食事量が落ちるので回数を増やすなどしてサポートしてあげることも大切です。

愛犬に合った工夫で食事の時間も楽しめると良いですね。

②普段の生活のなかに取り入れやすい「適度な運動」

適度な運動は、健康に長生きするために大切なポイントのひとつです。

運動といっても 身構えてしまう必要はありません。

普段しているお散歩や遊びの中にちょっとした運動を取り入れてあげることで、ストレス発散やコミュニケーションにもなりますね。

肥満防止や社会化の訓練にもなる散歩は良いことだらけです。

③心の健康のために大切な「ストレス軽減」

ワンちゃんも人間と同じように、ストレスにより様々な病気になってしまうことがあります。

人と同じく体の健康と同じくらいに心の健康も大切なのです。

そのため日頃から愛犬とコミュニケーションをとり、些細な変化に気付いてあげることが大切です。

④コミュニケーションにもなる「お手入れ」

チワワのお手入れには、シャンプー・爪切り・耳掃除・肛門腺絞りなど様々な方法があります。

その中でも「ブラッシング」は自宅で簡単にでき、コミュニケーション効果もあるのでおすすめのお手入れ方法です。

ブラッシングする事で、皮膚の血行が促進されてマッサージ効果やリラックス効果が期待できます。

また、愛犬に触れることで些細な変化にも気づきやすくなります。 

⑤安心して過ごすための「環境づくり」

警戒心の強いチワワにとって物音がストレスになる場合もあります。

小さな物音で睡眠がしっかり取れないという場合もあるようです。

そのため睡眠をしっかりとれるように、 静かで落ち着く場所を用意してあげることも大切でしょう。 

体温調節が苦手な犬種です。

エアコンなどで調節し快適な空間を作ってあげることも良いでしょう。

温度21℃〜25℃、湿度50%〜60%がおすすめです。

⑥病気の早期発見へとつながる「定期的な健康診断」

普段の生活やコミュニケーションの中からでも愛犬の異常に気づくことはあると思います。

しかし、自覚症状のない病気は動物病院で定期的に異常がないかどうか診察してもらうことで早期発見に繋がります。

定期的な診断やワクチン接種の際に様子を見てもらうなど、獣医師さんに相談できる環境を作っておくことも大切ですね。

超小型犬に多い、特に気をつけたい病気

小型犬や超小型犬に多く見られ、6歳を超えると急激に心臓などの循環器系の疾患にかかりやすくなると言われています。

中でもチワワが発症しやすい疾患とされている一つに「僧帽弁閉鎖不全症」があります。

僧帽弁閉鎖不全症は、左心房から左心室に血液が流れる時に通る「弁」が正常に動かなくなる病気です。

そのため血液が逆流し、きれいな血液を全身に送り出す量が減ってしまいます。

<初期症状>

初期症状は見られないこともあります。

あっても少し疲れやすく、遊ぶ時間が短くなる程度のことが多いので早期発見がしづらい病気です。

<進行すると>

運動や興奮するとすぐ疲れてしまうようになります。

舌が紫色っぽくなり、寝る時間が増えたり咳が増えたりする症状が見られるようになってきます。

<さらに進行すると>

動きたがらなくなり、少しの刺激で咳が出たりチアノーゼを起こしたり、失神したりします。

<予防法>

  • 子犬の時からバランスのとれた食事と適度な運動で健康な体を作っておく
  • 肥満にならないようにする

初期症状が分かりにくいため、動物病院での聴診などで発見されることがあります。

早期発見のためにも定期的に健康診断を受けることが重要なポイントとなる病気です。

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たくさん触れ合って、長く愛犬と楽しみましょう!

世界最小の犬種と言われるチワワ。

愛くるしい瞳や体の小ささからはびっくりするくらい、性質は勇敢で活動的です。

日々の散歩や遊び、トレーニングを通して、コミュニケーションを深めていくことで

健康が長く続き、過ごせる日々がたくさん訪れますように!

ペットメイト お悩み相談室

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