柴犬を迎える準備としつけについて!安心してお迎えするための方法

知ってて安心!柴犬をお迎えする心構え

日本犬らしい従順さと素朴な可愛さで人気の芝犬。

実は甘えることが苦手だったり警戒心やこだわりが強い一面もあります。

警戒心が強い柴犬が快適に過ごせる環境を作り、おうちに少しでも早く慣れてくれるように過ごしましょう。

柴犬は環境の変化にもストレスを感じやすい犬種です。

新しいことを始める時は時間をかけて徐々に慣らすことが大切です。

また、スキンシップを苦手とする柴犬もいます。

お迎えする子がスキンシップが好きなのかそうでないのかを観察してあげて下さい。

苦手なのであれば無理に触るのではなく、ご褒美や言葉でコミュニケーションを取るようにするとストレスを少なくすることができます。

1人の時間も大切にしたい柴犬のために、ケージや寝所を準備してあげるとより安心です。

正しいしつけで信頼関係を!柴犬のしつけの基本

「柴犬は気が強いからきちんと叱らないと」

「上下関係をしっかり覚えさえないと言う事を聞かなくなる」

そんな話を聞いたことがありませんか?

実はこれは間違いで、厳しく叱ることで問題行動が増える可能性があります。

特に気をつけたい以下の3点を頭の片隅に置いて、しつけを行っていきましょう。

間違った叱り方をすると問題行動が悪化しやすいので気をつけましょう。

問題行動を起こしてしまった時は、先ずはそれが起こらないように、環境を整える必要があります。

愛犬が恐怖を感じている時は叱らずに不安の原因を取り除いてあげて下さい。

しかし、予防接種や来客など不安要素を全て取り除くのは不可能です。

大切なのは「どのようにすれば良いのか」をあなたが正しく伝えてあげることが大切です。

構いすぎないように1人の時間も大切にしてあげて下さいね。

柴犬は距離をとりたい子が多いので、 構いすぎないように意識をしてあげてください。

特に家族の中に小さいお子さんがいる場合には、愛犬との接し方をしっかり教えてあげてください。

子供から離れて邪魔されない、安心できるスペースを愛犬に用意してあげるのも良いでしょう。

また子供との生活に慣れさせるために、 手から食べ物をあげる練習を始めてみるのも一つの手段です。

上下関係は必要ありません。対等なパートナーとして接しましょう。

「一緒にいると舐められてしまう」という声もよく聞きますが、飼い主の隣で寝たからといって言う事を聞かなくなるということはありません。

先ずは一頭でも落ち着いて寝ることを身につけさせてあげて、たまには一緒に寝ても良いでしょう。

ただし、柴犬はナワバリ意識が強い犬種なので、寝床に近づくと攻撃的になってしまう子もいます。そういった子の場合は一緒に寝ることを避けてあげてくださいね。

お迎えしたら最初に安心できる生活スペースから慣れてもらってください。

また、毎日適切な運動をさせてあげることで、その子の習性や性格を理解していきましょう。

抜け毛が多い柴犬。ブラシを怖がらないケアってどうするの?

柴犬は毛が短く、あまり毛が抜けないと思っている方もいるかもしれません。

実際は、被毛がダブルコートと言われる二重構造になっています。

そのため抜け毛がとても多い犬種です。

週に一度を目安にブラッシングをしてあげると良いでしょう。

また、春から夏、秋から冬にかけて年に2回ある換毛期に柴犬の抜け毛は増えます。

この時期は特に念入りにブラッシングをしてあげて下さいね。

皮膚の病気にもつながるため、健康を保つためにはブラッシングが不可欠です。

しかし、柴犬は体を触られるのを嫌がる傾向が強いです。

初めは必ず食べ物やおもちゃを準備して、愛犬の気をブラッシングからそらしながら練習してみてください。

食べ物をあげていたり楽しいことがあったりすると、お手入れが嬉しい時間になってきます。

ブラッシングが気持ちいいことと感じてくれれば理想的です。

しかし、性格によって難しいケースもあります。

最初のうちは、愛犬が落ち着いている時に、手短に終わらせてあげてくださいね。

これは歯ブラシも同様です。

子犬の頃からいかにブラシに慣れておくかで、その後のケアのしやすさが変わってきます。 

早期発見!柴犬がかかりやすい病気は?

皮膚炎

柴犬は皮膚が弱い犬種です。

そのため子犬の頃から皮膚のトラブルには注意が必要です。

アトピー性皮膚炎の他、膿皮症や食物アレルギーによる皮膚炎も発症しやすいです。

肌が赤い・痒がるといった様子が見られたら、動物病院を受診してください。

こまめなブラッシングで抜け毛を取り除き、 合わせて皮膚の状態もチェックする習慣をつけてあげると良いでしょう。

外耳炎

わんちゃん全般によくみられる病気です。

アトピー性皮膚炎・細菌感染など原因は様々です。

湿気が多い梅雨は特に気をつけたい時期です。

重症化すると治るまでに時間がかかってしまいます。

日頃からよく観察してあげてください。

また、 耳掃除のしすぎによって外耳炎になるケースもあるので、気をつけましょう。

緑内障

柴犬の発症が非常に多いといわれている病気です。

目薬を使って進行を抑えられるケースもあります。

異常があればすぐ獣医師に相談するようにしてください。

前庭疾患

シニアの柴犬に特に多いと言われている病気です。

平衡感覚を司る神経に異常が生じ、首が傾く・目が回るなどの症状が発生します。

老齢性の場合は、数日〜数週間で治ることがほとんどです。

しかし、 食欲不振や寝たきりにつながることもあり、長引くと愛犬の身体に大きな負担がかかってしまう病気です。

歩き方や目の様子に異変があった場合は、すぐに動物病院を受診してあげてください。

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認知症

特に日本犬に多いと言われている病気です。

高齢の柴犬は特に注意が必要です。

ぐるぐる回る、狭い場所に入ろうとする、いつも寝る時間に寝ない、夜になると吠えるなどの様子が見られたら要注意です。

早めに獣医師に相談すると良いでしょう。 

楽しい柴犬との生活のために

柴犬は野生的で警戒心が強い性格です。

しかし、活発で愛らしい姿がたくさん見られる魅力的な犬種です。

正しくコミュニケーションをとることで、初めて犬を飼う人でも良きパートナーになってくれることでしょう。

危険が少ない室内飼いをして、 体罰を与えずに問題行動の原因を取り除いてあげましょう。

時には、ひとりの時間も大切にしてあげながら信頼関係を築き、ともに楽しく生活できますように。

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