2023/4/24
フレンチブルドッグってトリミングって必要!?抜け毛対策
フレンチブルドッグのトリミング事情
人懐っこさと愛嬌がフレンチブルドッグの魅力です。。
短毛種のフレンチブルドッグはトリミングの必要がないと言われています。
しかし、部分的なケアやブラッシングは不可欠です。
例えば足裏の毛が伸びてフローリングで滑ってしまう時には、転倒による怪我を防ぐためにカットやバリカンで短くするのが良いでしょう。
汚れがちなお尻の周りの毛も短くしておくことで、お肌が敏感なフレンチブルドッグを肌トラブルから守り清潔に保つことができます。
汚れのたまりやすいシワの合間も清潔に保ってあげましょう。
お家でできるケアやシャンプーを覚えて愛犬との暮らしを楽しんでくださいね。
自宅でできるフレンチブルドッグのケア!繊細なお肌を大切に!
毛が絡まったり入って玉ができたりすることはありません。
しかし、スムースコートで抜け毛の多いフレンチブルドッグはブラッシングが大切な犬種です。
ブラッシングは毛並みを整える以外にも血行を促進し、抜け毛を取り除いたりする効果があります。
できるだけ毎日ブラッシングをしてあげてくださいね。
また、ブラッシングと共に抜け毛とお肌のケアにシャンプーも大切です。
フレンチブルドッグの皮膚はデリケートな犬種です。
そのため常に清潔に保つことが必要です。
また、皮膚の油分も多めです。
月に1〜2回を目安にシャンプーをしてあげましょう。
あまり頻繁にシャンプーをすると必要な皮脂まで奪ってしまいます。
シャンプーをする際には、油分を取り過ぎないシャンプーを使ってあげましょう。
お湯の温度は35〜38°cのぬるめのお湯がおすすめです。
しわの間もしっかりと洗ってあげてくださいね。
シャンプーをする際に肛門縛りも行うのが一般的ですが、フレンチブルドッグは尻尾が短く肛門腺を絞るのが難しいと言われています。
無理せず動物病院やペットサロンで肛門腺の状態を確認してもらうようにすると良いでしょう。
シャンプーができない時は、蒸しタオルで全身を拭いてあげることがおすすめです。
シャンプーや肛門腺、爪切りなどをサロンにお願いする事もできます。
プロにやってもらった方が安心、専門家にお願いしたいという方は利用してみてください。福岡近郊でのフレンチ・ブルドッグのシャンプーの相場は4500円ほどです。
オプションも店舗によって異なります。
HPを確認したり電話で聞いてみたりするとより安心です。
やっぱり気になる?独特のブルドックのにおい
犬の体臭は人間と同様に個体差があります。
フレンチブルドッグは
- 体臭
- 口臭
- 便臭
全てが他の犬種よりも臭いやすいとされています。
前述の通り、皮脂の分泌量が他の犬種に比べて多いことや顔にあるシワの間に汚れが溜まりやすいことが原因だと言われています。
特に体臭は「ブルドッグ臭」と呼ばれる独特なにおいをしています。
ちょっと気になるなと思う方は次のことを参考にしてみてくださいね。
体臭
溜まった汚れに細菌が繁殖することが悪臭の原因になります。
シワの隙間を中心にウェットタオルなどで丁寧に手入れしてあげてみてください。
汗をかきやすい脇、足の裏もしっかり洗ってあげてくださいね。
拭き残しも菌繁殖の原因になるのでしっかりと乾かすこともポイントです。
口臭
フレンチブルドッグはいわゆる短頭種と呼ばれる犬種です。
短頭種とは頭蓋骨の長さに比べて鼻の長さが極端に短い犬種をさします。
いわゆる鼻ペチャのワンちゃんのことですね。
短頭種は歯の隙間や口が狭いため、歯石や歯垢が溜まりやすい一面があります。
臭いだけでなく健康のためにも、毎日のケアをしっかりとしてあげましょう。
便臭
脂肪分が多いフードだと分泌される皮脂の量も増えるので、体臭がきつくなることがあります。
「便秘や軟便」「うんちを食べる」「抜け毛・被毛のごわつき」などが同時に確認されたら腸内環境の乱れが原因である可能性があります。
ペッツメイトでは、このようなご相談を受け付けておりますので、お気軽にスタッフまでお声掛けください。
フレンチ・ブルドッグのサマーカット。気をつけたいポイントは?
短毛種のため、トリミングサロンでもシャンプーやグルーミングのみが多いフレンチ・ブルドッグ。
SNSではサマーカットをしている飼い主さんも多く見かけます。
サマーカットとは主に夏に本来の被毛の長さよりも短く刈り込むカットスタイルです。
フレンチブルドッグはお肌が弱い子が多い犬種です。
サマーカットにはメリット、デメリットがある事を知り、参考にしてみてくださいね。
<メリット>
暑がりのフレンチブルドッグは、
・サマーカットで散歩の時に楽そうになった
・シャンプーの後に乾きやすくなった
というメリットがあります。
<デメリット>
フレンチブルドッグは固い毛質の子が多いです。
そのため、バリカンが上手く入らないことがあります。
無理にバリカンで擦ると肌を痛めてしまう場合があるので注意が必要です。
犬の被毛は温度調節もしています。
虫刺されや日焼けなどの様々な環境から愛犬を守ってくれている一面もあります。
サマーカットにどうしてもしたい場合は、トリミングサロンでプロに相談した上でお願いしましょう。
毎日のお手入れがスキンシップに!
いかがでしたか?
フレンチブルドッグはトリミングが必要ない犬種ですが、毎日のブラッシングをはじめとしたお手入れをしっかりと楽しんであげたいところです。
ブラッシングはデリケートな肌のフレンチブルドッグの健康維持だけなく、あなたとの時間を楽しむための大切な触れ合い時間にもなります。
毎日ケアをすることで、ちょっとした身体の異常にも早く気づくことができたりと、たくさんの良いことがありますよ。
シャンプーもお肌に合わせたものを選んで、ぜひ、フレンチブルドッグとの生活を楽しんでくださいね♪