2023/4/11
トイプードルの基本的な飼い方!育て方と病気について解説!
今日から家族!トイプードルの迎え方
愛嬌たっぷりで明るい性格のトイプードル。
迎え方や基本的なケアや注意すべき病気を知り、より安心してトイプードルを家族に迎える日を迎えましょう!
トイプードルの子犬をご自宅にお迎えした当日。
愛犬は飼育環境の変化や移動で疲れてしまっています。
待ちに待ったトイプードルとの生活のスタート。
構いたくなる気持ちはぐっと我慢することが大切です。
子犬は自分の体力の限界がわからない子も多いため、疲れている時には元気に見えても低血糖になってしまっているトイプードルもいます。
また、疲れから免疫力が下がり風邪をひいてしまったり、お腹を下してしまうこともあります。
飼い始めの3日ほどはなるべくサークルから出さないで、ゆっくりご自宅の環境に慣れてもらいましょう。
30分程度の運動は問題ありませんが、遊びすぎにご注意下さい。
初日から1週間ほどは体調を崩しやすいタイミングです。
「早く一緒に遊びたい」という気持ちをグッと抑えてよく観察してあげて下さい。
トイプードルのしつけ方。賢いトイプードル
トイプードルは賢く人が大好きで活動的なので、一緒にお出かけを楽しむことができます。
その反面、人への愛着行動が強すぎることから分離不安やトイレのしつけ問題などに悩む飼い主さんの悩みもよく聞きます。
しつけの基本を覚えて、正しい行動を分かりやすく教えてあげることが大切です。
愛情をたっぷり分かち合い、楽しいトイプードルとの生活を送りましょう。
性格や場面に合わせた褒め方で信頼アップ
トイプードルのしつけで特に大切なのが「褒める」という行為です。
褒められるのが嬉しいのは人もトイプードルも一緒です。。
先ずは愛犬が正しい行動をとるように促します。
それが良いことだと伝わりやすいように、まずは一番喜ぶ褒め方を見つけましょう。
そして、たくさん褒めてあげましょう。
ただし、明るい性格のこが多いトイプードルは大げさに褒めるとテンションが上がり過ぎてしまうことがあるので注意が必要です。
落ち着きが求められるような場所では、興奮させるような褒め方よりも、あなたと一緒に落ち着けるようなトーンで褒めるように意識するなど使い分けてみてください。
難しい!?トイレトレーニングで愛犬を知る。
不安に思う方が多いのがトイレトレーニングです。
トイプードルの習性を理解して正しい行動を教えてあげてください。
トイレトレーニングのポイントは2つです。
失敗しても怒らない
怒りすぎてしまうとおしっこが「いけないこと」と認識してしまうようになります。
怒らず、手早く片付けてあげることが大切です。
行動範囲を広げすぎない
トイレトレーニングを成功させるコツは、排泄しそうなタイミングでトイレに連れて行ってあげることです。
おしっこしそうなタイミングを見逃さないように見てあげられる範囲やすぐにトイレに行ける場所で遊ばせてあげましょう。
始めからうまくトイレで排泄ができないと落ち込む必要はありません。
トイレも覚えるまでは一歳ぐらいまでかかるものなのです。
あせらず根気強く繰り返して教えてあげましょう。
マーキングっていいの?いけないの?
マーキングは行動としては正常ですが、散歩マナーとしては NG です。
マーキングとは縄張りを示すためにおしっこをかけることです。
オスに多く見られますが、メスにみられることもあります。
犬にとっては本能からくる普通の行動。
しかし環境衛生面的に好ましくありません。
トイレは散歩の前の家の中で済ませ、外では排泄させないようにするしつけを心がけてください。
正しいケアを知って健康で長く楽しく一緒に暮らそう!
トイプードルは毎日のブラッシングと定期的なシャンプーとカットが必要な犬種です。
他の犬種に比べると抜け毛が少ないですが、毛が伸びるスピードが早いのがトイプードルの特徴の一つです。
毛が伸びると、動いたり体を掻いたりすることで毛が絡まり毛玉ができます。
またトイプードルは巻き毛のため、毛が伸びることで絡まりあい体に留まったままになってしまうことがあります。
これが毛玉の原因の一つです。
毛玉はゴミが付着しやすいため不衛生です。
また、 通気性が悪くなるため肌がむれて皮膚トラブルの原因となることがあります。
毛玉は皮膚が引っ張られている状態になります。
そのことでトイプードルが痛みを感じることもあるのです。
毛玉をそのままにしておくとどんどんと絡まります。
大きなフェルト状になってしまうこともあります。
フェルト状の毛玉は取り除くことがとても大変です。
豊富なカットスタイルを楽しめるトイプードルだからこそお手入れがとても大切です。
1日に最低1回はブラッシングを行ってあげましょう。
ブラッシングする事でスキンシップにもなります。
健康状態を知ることもできますよ。
トイプードルが注意すべき怪我や病気
骨折
トイプードルは骨が細く華奢な犬種です。
さらに明るく活発な性格で元気に動き回るので、骨折したり怪我をしてしまうことが多いようです。
関節に負担がかからないように普段から注意してあげましょう。
また、どのような場所でも落ち着いて過ごせるようにつけをしておくことが大切です。
歯や口内の病気
トイプードルの口は小さいので、歯と歯の間に食べ物の汚れが残りやすいです。
毎日の歯磨きで歯を健康に保ってあげましょう。
目の病気
トイプードルは涙やけが起きやすい犬種です。
また遺伝的要因から、白内障にかかりやすいと言われています。
遺伝的要因は日常のケアで完全に予防することは難しいです。
しかし、食事に気を配ったりサプリメントを利用することで進行や悪化を遅らせることはできます。
皮膚の病気
トイプードルの特徴の垂れ耳は、外耳炎を起こしやすい耳の形です。
外耳炎は細菌や食物アレルギーなど様々な要因で起こります。
耳の中を清潔にしておくことが大切です。
トリミングサロンや獣医さんで定期的にお手入れをしてもらうと安心ですね。
耳の中が汚れていたらやさしく拭きとってあげてください。
耳の毛を抜くときには皮膚を傷つけないようにすると良いでしょう。
毎日の触れ合いの中で、異変を少しでも感じたら早めに動物病院で診てもらいましょう。
トイプードルの育て方のまとめ
トイプードルは、陽気で社交的と思われがちですが実は怖がりな子が多いのも特徴です。
そのため分離不安になってしまうケースもあります。
子犬の頃から社会性を育み、正しい行動をしつけで教えてあげることが大切です。
賢いトイプードルは、褒めながら教えていくことで、一緒に過ごしやすい行動を覚えてくれるでしょう。
また、とても活発なので関節の負担に注意しつつ、おもちゃ屋ドッグランでたくさん遊んであげてください。
トイプードルは飼い主が大好き。
あなたと一緒にいられることに大喜びするはずです。
お迎えの日から、毎日のケア病気に気をつけて、長くトイプードルとの生活を楽しんでくださいね。