2023/4/24
フレンチブルドッグの性格!もっと知りたい!歴史と特徴は?
ソファの隅でこてんと丸くなり、名前を呼ぶと大きな耳をぴくっと動かして、まんまるの目でこちらをじっと見上げてくる。
フレンチブルドッグと過ごす時間には、言葉のいらない愛情のやりとりがあふれています。
生まれつきしっぽがとても短いフレンチブルドッグたち。
愛情表現はとても豊かで、顔のシワとバットイヤーをめいっぱい使って、うれしさもすねた気持ちもまっすぐ伝えてくれます。
陽気で甘えん坊、それでいて少し頑固なマイペースさもある、とても人間くさい性格の持ち主です。
その豊かな個性ゆえに、ときに「性格が悪い」と誤解されがちな犬種でもあります。
けれど、ふるまいには必ず理由があり、それを知ればすべてが愛おしい魅力に変わります。
この記事を読み終える頃には、その気持ちがぐっと近くに感じられるようになります。
まずは、この愛すべき性格のひとことまとめから見ていきましょう。
| 側面 | ひとことでいうと |
|---|---|
| 基本 | 陽気で甘えん坊 |
| 個性 | 頑固で好奇心旺盛 |
| 向く人 | 一緒に過ごせる人 |
フレンチブルドッグの性格が生まれた歴史と魅力

玄関の鍵を回す音がした瞬間、短いしっぽの付け根をふるふると震わせ、鼻をブヒッと鳴らしながら全身で駆け寄ってくる。
フレンチブルドッグと暮らす毎日には、そんな愛嬌たっぷりの出迎えが待っています。
あの人間くさい表情も、少し頑固なマイペースさも、たどっていくと数百年の歴史にきちんとした理由が見つかります。
性格のなりたちを知るほどに、しぐさひとつひとつがいっそういとおしく感じられます。
名前の由来と闘犬から愛され犬になるまで
「フレンチ」と名前についているので、フランス生まれの犬種だと感じる方が多いかもしれません。
けれど、そのルーツは19世紀のイギリスにさかのぼるといわれています。
もともとは牛を相手にする競技で活躍していた頑健なブルドッグが祖先とされ、その血が今の力強さや不屈の気質へと静かに受け継がれてきました。
やがてイギリスで小型化されたミニチュア・ブルドッグが、産業革命で職を求めてフランスへ渡った職人たちとともに海を越えます。
パリの街で愛玩犬として磨かれ、芸術家や上流階級にも愛される存在へと育っていきました。
闘いの犬から、家族に寄り添う犬へ。
その大きな転身が、今のあたたかな気質へとつながっています。
| 時代 | できごと |
|---|---|
| 19世紀前半 | 英で小型化 |
| 産業革命後 | 仏へ渡る |
| 20世紀初頭 | 愛玩犬に定着 |
▶︎参考【JKC(ジャパンケネルクラブ)】フレンチ・ブルドッグ
バットイヤーと鼻ぺちゃ|愛らしい見た目の魅力
ピンと立った大きな耳に、くしゅっとつぶれた鼻。
フレンチブルドッグの愛らしさは、この唯一無二の見た目にぎゅっと凝縮されています。
コウモリの羽のように開いたバットイヤーは集音性が高く、ご家族の声のトーンにも敏感に反応してくれる、豊かな表情づくりの立役者です。
がっしりと筋肉質な体つきは、かつての勇ましい祖先を思わせる名残でもあります。
一方で、鼻がぺちゃっと短い分だけ暑さは少し苦手なので、涼しくおだやかな環境を好みます。
そんな体の個性を知っておくと、心地よく過ごせる部屋づくりのヒントが見えてきます。
見た目の特徴を、部位ごとに整理してみました。
| 部位 | 特徴 |
|---|---|
| 耳 | バットイヤー |
| 体型 | 筋肉質 |
| 鼻 | 鼻ぺちゃ |
陽気さも頑固さも|歴史が育てた性格
フレンチブルドッグの性格は、いくつもの犬種の血が混ざり合って生まれた、いわば歴史からの贈りものといえます。
おだやかで人なつっこい愛嬌はパグ譲り、好奇心旺盛で活発なところはテリア譲り、そして芯の通った頑固さは祖先のブルドッグ譲りといわれています。
散歩の途中でふいに立ち止まり、テコでも動かなくなるあの姿も、誇り高い祖先の名残と思えば、なんだか誇らしく見えてきます。
甘えん坊で寂しがりなのは、人のそばで愛玩犬として磨かれてきた長い歴史があるからこそ。
だからこそ、性格のなりたちを知ることが、フレブルと深く心を通わせる第一歩です。
それぞれの気質が、どこから受け継がれたのかをまとめました。
| 気質 | ルーツ |
|---|---|
| 陽気さ | パグの血 |
| 頑固さ | 闘犬の血 |
| 甘えん坊 | 改良の歴史 |
フレンチブルドッグの性格の魅力と素顔

メディアで見かける「人懐っこい」というイメージだけでは、フレンチブルドッグの本当の魅力は語りきれません。
実際に一緒に暮らしてみると、甘えん坊で愛情深い顔も、ちょっぴり頑固でマイペースな顔も、日替わりで見せてくれます。
手のかかる場面も含めて、その飾らない素顔こそが、フレブルと過ごす毎日をかけがえのないものにしてくれます。
人が大好き|甘えん坊で愛情深い一面
フレンチブルドッグの魅力を語るうえで、まず外せないのが人への深い愛情です。
ご家族が帰宅すると、短いしっぽを一生懸命に振り、全身をくねらせながら喜びを表してくれます。
くつろぐ時間には、ぴったりと体を寄せて、そのぬくもりを分け合うように寄り添ってくれる甘えん坊さもたまりません。
お気に入りの遊びを何度も何度もねだってくる姿には、ご家族への信頼と親愛がまっすぐにあらわれています。
この人肌好きな気質は、パリの街で人のそばに寄り添いながら磨かれてきた、フレブルならではの愛らしさです。
だからこそ、たっぷりのスキンシップが、日々の暮らしをより幸せなものにしてくれます。
愛情表現には、こんな愛らしいサインがあらわれます。
| 場面 | しぐさ |
|---|---|
| 帰宅時 | 全身で歓迎 |
| くつろぎ | 体を寄せる |
| 遊び | 何度もねだる |
マイペースで頑固|賢さゆえの自立心
愛情深い一面の裏で、フレンチブルドッグはとても芯の通ったマイペースさも持っています。
散歩の途中でふいに立ち止まり、どんなに促してもテコでも動かない、そんな場面に出会うこともあります。
しつけの場面でも、自分が納得するまでじっくり考え込み、すぐには動かないことがあります。
気分が乗らないときは、わが道を行くようにゆったり構える一面も。
こうした頑固さは、決してわがままではありません。
状況をよく観察し、自分の頭で考える賢さの裏返しといえます。
その賢さを理解してあげるほど、フレブルとの毎日はぐっと穏やかで心地よいものへと近づきます。
頑固さが顔を出すのは、こんな場面です。
| 場面 | よくある行動 |
|---|---|
| 散歩中 | 急に止まる |
| しつけ | 納得まで動かず |
| 気分 | 突然マイペース |
興奮しやすいのはなぜ?好奇心旺盛な一面
来客のチャイムが鳴ったり、散歩でほかの犬に出会ったり。
フレンチブルドッグは、日々のちょっとした出来事にも目をきらきらさせて反応する、好奇心のかたまりです。
ときにスイッチが入ったように興奮しやすいのも、この旺盛な好奇心の裏返しといえます。
来客はうれしくて、ほかの犬には警戒や興味がわいて、遊びは楽しすぎて。
興奮の奥には、いつもまっすぐで純粋な気持ちが隠れています。
その気持ちを知っておくだけで、フレブルの反応がぐっと愛おしく感じられます。
興奮しやすさとの上手な向き合い方にも、ちゃんとしたコツがあります。
興奮のきっかけと、そのときの気持ちを並べてみました。
| きっかけ | 気持ち |
|---|---|
| 来客 | うれしい |
| 他の犬 | 警戒や興味 |
| 遊び | 楽しすぎる |
フレンチブルドッグの性格と毛色・性別のヒミツ

「オスとメス、どちらが飼いやすいのかな」「毛色で性格って変わるの」。
フレンチブルドッグをお迎えする前には、そんな疑問がふと頭をよぎります。
気になるポイントを、性別と毛色の両面からやさしくひもといていきます。
知っておくと、これからの家族選びがいっそう待ち遠しく感じられます。
オスは甘えん坊|メスはしっかり者
フレンチブルドッグの性格には、オスとメスでゆるやかな傾向の違いがあるといわれています。
オスは成犬になっても子どものような無邪気さを残し、ご家族にべったり甘えるやんちゃ坊主タイプが多いようです。
一方メスは精神的な成熟が少し早く、落ち着いてマイペースに構えるしっかり者が多いとされています。
オスは縄張り意識からのマーキング、メスは年に数回のヒートなど、性別ならではの気づかいどころもあります。
ただし、これはあくまでゆるやかな傾向のお話です。
おっとりしたオスもいれば、元気いっぱいのメスもいて、個体差はとても大きいもの。
性別の違いを知ったうえで、その個性を受けとめてあげると、暮らしはもっと心地よくなります。
性別ごとの傾向を、やさしく並べてみました。
| 項目 | オス | メス |
|---|---|---|
| 気質 | やんちゃ | 落ち着き |
| 甘え度 | 高め | 自立的 |
| 注意点 | マーキング | ヒート |
毛色と性格の関係|よくある噂のホント
ブリンドルは落ち着いていて、パイドは活発、クリームはやんちゃ。
フレンチブルドッグの毛色と性格を結びつけたこうした噂は、愛好家の間で昔からよく語られています。
気になる方も多いところですが、毛色と性格のあいだに科学的な因果関係は証明されていません。
たとえばフレンチブルドッグのブリンドルの性格が穏やかに見えるのは、毛色そのものではなく、古くから健全な気質を大切に受け継いできた血統の背景によるものと考えられています。
近年人気の長毛タイプ「フラッフィー」をはじめ、どんな毛色にも、穏やかな個体もやんちゃな個体もいます。
毛色はあくまで見た目の個性。
その先にある一頭ずつの性格を楽しむ気持ちが、出会いをより豊かにしてくれます。
よく語られる毛色の噂を、いちど整理してみましょう。
| 毛色 | よくある噂 |
|---|---|
| ブリンドル | 落ち着く |
| パイド | 活発 |
| クリーム | やんちゃ |
性格を決めるのは毛色より育て方
では、フレンチブルドッグの性格は何によって育まれるのでしょうか。
大きく関わるのは、親から受け継ぐ遺伝、子犬の頃の社会化、そして毎日の接し方の3つといわれています。
なかでも、迎えたあとにご家族が積み重ねる関わりは、性格づくりにとても大きな意味を持ちます。
やさしく声をかけ、たくさんの経験を一緒に重ねていくことで、フレブルは安心して自分らしさを花開かせていきます。
だからこそ、毛色や性別で迷いすぎる必要はありません。
どの一頭を迎えても、そこから育む信頼と愛情こそが、愛犬ならではの魅力をいちばん輝かせてくれます。
出会ったご縁を大切に育てていく時間こそ、何より幸せな宝物です。
性格を育てる主な要素を、まとめてみました。
| 要素 | 影響の大きさ |
|---|---|
| 遺伝 | 大きい |
| 社会化 | 大きい |
| 接し方 | 大きい |
フレンチブルドッグの性格が悪いって本当?理由があります

「うちの子は性格が悪いのかもしれない」。
噛み癖やいたずら、興奮に頭を悩ませて、そっとそう検索したご家族もいるかもしれません。
けれど、心配はいりません。
フレンチブルドッグの性格が悪いなんてことは、決してありません。
困った行動の一つひとつには、ちゃんと理由があります。
理由がわかれば、今日からできる寄り添い方が見つかります。
噛み癖やイタズラ|困りごとのわけ
クッションが噛みちぎられていたり、家具に歯型がついていたり。
フレンチブルドッグと暮らしていると、そんな困りごとに出会うこともあります。
でも、これは性格が悪いからではありません。
発達した顎を持つフレブルにとって、噛むことはごく自然な行動です。
強い甘噛みは遊びの延長、家具かじりは退屈やエネルギーの発散、くわえて離さないのは狩りをしていた頃の本能の名残といわれています。
どの行動の奥にも、あり余る好奇心とエネルギーが隠れているだけ。
その気持ちの向け先をそっと整えてあげると、暮らしはぐんと穏やかに変わっていきます。
よくある困りごとと、その背景を並べてみました。
| 行動 | 背景 |
|---|---|
| 強い甘噛み | 遊びの延長 |
| 家具かじり | 退屈・発散 |
| 離さない | 本能の名残 |
どうして噛んじゃうの?気持ちの背景
「どうしてうちの子ばかり噛むんだろう」と落ち込む必要はありません。
噛むのは、フレブルなりの一生懸命なおしゃべりです。
遊びたいときはしっぽを振り、退屈なときはそわそわと動き、かまってほしいときはじっと見つめてくる。
噛む前のサインに気づいてあげると、気持ちにぐっと寄り添えます。
無理に取り上げようとすると、かえって遊びの闘志に火がつくこともあるので、まずは落ち着いて向き合いたいですね。
噛む前に出やすいサインをまとめました。
| 理由 | サイン |
|---|---|
| 遊びたい | しっぽ振り |
| 退屈 | そわそわ |
| 要求 | 見つめる |
そっと落ち着かせる接し方
噛んでしまったときは、大きな声で叱ったり、マズルを強くつかんだり、仰向けに押さえつけたりするのは控えたいところです。
力で向き合うと、フレブルの闘志をかえって刺激してしまいます。
おすすめは、噛まれた瞬間に無言で遊びを中断し、そっと距離を置くこと。
落ち着いたら、コングのような頑丈なおもちゃへ気持ちを誘導してあげたいですね。
「噛んでいい物」を用意してあげると、フレブルも安心して発散できます。
落ち着いてもらうための手順です。
| ステップ | すること |
|---|---|
| 1 | 無言で中断 |
| 2 | 距離を置く |
| 3 | 玩具に誘導 |
興奮しやすい子との|安心なお散歩
お散歩は、フレブルとの絆を深めてくれる大切なひととき。
とはいえ、ほかの犬や物音に出会うたびにぐいぐい引っ張られて、ひやりとした経験を持つご家族も少なくありません。
そんなときは、興奮のきっかけと上手に距離を取るのがいちばんのコツです。
向こうから犬が来たら、近づく前にそっとUターン。
好物のおやつで鼻先を誘導して、視線をやさしくそらしてあげると、落ち着きを取り戻しやすくなります。
物音や来客も、あらかじめ心の準備をさせてあげれば安心です。
きっかけを先回りしてかわしてあげると、お散歩の時間はもっと楽しいものへと変わっていきます。
興奮のきっかけと、その場でできる対応をまとめました。
| きっかけ | 対応 |
|---|---|
| 他の犬 | 距離を取る |
| 物音 | 遮る工夫 |
| 来客 | 事前準備 |
興奮したときの体への気づかい
はしゃぎすぎて息があがっているときは、体をいたわるサインです。
鼻ぺちゃなフレブルは体に熱がこもりやすいので、暑い日は無理をさせず、涼しいお部屋でひと休みさせてあげたいですね。
お散歩は、朝夕の涼しい時間帯を選ぶと安心です。
呼吸がいつもと違うなど気になる様子があるときは、早めにかかりつけの先生に相談すると心強いです。
ちょっとした気づかいが、フレブルの毎日をもっと快適にしてくれます。
興奮したときの体の様子と、気づかいのポイントです。
| 状態 | 体の様子 |
|---|---|
| 興奮 | 息が上がる |
| 鼻ぺちゃ | 熱がこもる |
| 対策 | 涼しく休憩 |
おうちでできる落ち着く工夫
おうちの環境を少し整えるだけで、興奮のスイッチはぐっと入りにくくなります。
窓の外の通行人に反応してしまうなら、目隠しシートで視界をやさしくやわらげてあげると安心です。
寝床は、クレートに布をかけて薄暗くしてあげると、巣穴のように落ち着ける特等席に早変わりします。
物音が気になるときは、やわらかな音楽でそっとカバーを。
刺激を先回りで包んであげる工夫が、フレブルに深い安心をもたらしてくれます。
おうちで整えたい、落ち着きの工夫です。
| 場所 | 工夫 |
|---|---|
| 窓 | 目隠しシート |
| 寝床 | クレート暗く |
| 室内 | 音でカバー |
頑固さと甘え吠え|信頼を育てる接し方
「かまって」と甘えて吠える声や、テコでも動かない頑固さ。
一見わがままに見えても、その奥にはご家族への愛情と、伝えたい気持ちがあふれています。
甘え吠えには、声で呼んだり、前足でちょんとふれたり、鼻を鳴らしたり。
どれも「もっと一緒にいたい」というかわいいラブコールです。
落ち着いて過ごせた瞬間にたっぷり褒めてあげると、信頼はゆっくり深まっていきます。
なお、オスのマーキングやマウンティングは、去勢によってやわらぐ傾向があるといわれています。
ただし手術は魔法ではなく、すでに習慣づいた行動は残ることも。
それでも、穏やかに向き合う毎日の積み重ねが、フレブルとの絆をいっそう確かなものにしてくれます。
甘え吠えのサインと、その気持ちを並べてみました。
| サイン | 気持ち |
|---|---|
| 吠える | 構って |
| 前足 | 遊ぼう |
| 鼻鳴き | かまって |
頑固さの裏にあるいじらしい気持ち
「なんでうちの子は言うことを聞かないの」と、ため息が出る日もあるかもしれません。
でも、頑固さは決してわがままではありません。
動かないのは自分で納得したいから、無視するように見えるのは戸惑っているから、甘え吠えは少し寂しいから。
どの行動も、けなげな気持ちのあらわれです。
その胸のうちを翻訳してあげると、フレブルがぐっといとおしく感じられます。
行動の裏にある、本当の気持ちをまとめました。
| 行動 | 本当の気持ち |
|---|---|
| 動かない | 納得したい |
| 無視する | 混乱してる |
| 甘え吠え | 寂しい |
家族みんなで揃えるお約束
かしこいフレブルは、ご家族の対応の違いを見抜く名人です。
ソファに乗っていいのか、おやつはいつもらえるのか。
人によってルールがちがうと、どうすればいいのか迷ってしまいます。
だからこそ、家族みんなでお約束をそろえておくことが大切です。
甘え吠えには「落ち着いたら褒める」を合言葉に。
ダメなことは、いつも同じ。
一貫した接し方こそが、フレブルに揺るがない安心を届けてくれます。
家族で声をそろえたい、お約束の例です。
| 場面 | 揃えるお約束 |
|---|---|
| ソファ | 可否を統一 |
| おやつ | 与え方統一 |
| 吠え | 反応を統一 |
しつけをもっとていねいに深めたい方へ向けて、フレンチブルドッグの育て方を基本からお話ししています。
体の健やかさが気になる方には、長く元気に暮らすためのポイントもまとめています。
フレンチブルドッグの性格と相性のいい暮らし

フレンチブルドッグの愛情深さは、にぎやかな家族の中でこそいちだんと輝きます。
小さなお子さんとも、先住のわんちゃんや猫ちゃんとも、心地よい関係を築ける懐の深さが大きな魅力です。
どんな家族構成なら仲よく暮らせるのか、安心のポイントといっしょにのぞいていきます。
(H3)子どもや赤ちゃんとの仲良し暮らし
フレンチブルドッグは、子どもとの相性がとても良い犬種として知られています。
少々やんちゃに抱きつかれても、おおらかに受けとめてくれる懐の深さがあり、無駄吠えも少なめ。
赤ちゃんのお昼寝をそっと見守る、頼もしいお兄さん・お姉さんにもなってくれます。
イギリスには「子どもが生まれたら犬を飼いなさい」という詩があります。
犬は赤ん坊の守り手となり、遊び相手となり、やがて命の尊さを教えてくれる。
フレブルは、まさにその詩を体現するようなあたたかな存在です。
赤ちゃんとの対面は仕切り越しから、幼児期は触り方をやさしく教えて。
どんなときも大人がそばで見守れば、安心して絆を育んでいけます。
発達段階ごとの、安心の接し方です。
| 時期 | ポイント |
|---|---|
| 乳児 | 仕切りで隔離 |
| 幼児 | 触り方を教育 |
| 共通 | 大人が見守る |
先輩犬や猫ちゃんとの多頭飼い
社交性の高いフレンチブルドッグは、多頭飼いにも向いている犬種です。
同じ短頭種のパグとは遊び方のテンポが似ていて、いっしょに楽しくじゃれ合えます。
狩猟本能がおだやかなので、猫ちゃんとも穏やかに暮らしやすいとされています。
多頭飼いを成功させるコツは、ごはんや寝床をきちんと分けてあげること。
それぞれに安心できる居場所を用意すると、余計な取り合いを防げます。
先輩の動物がいるおうちでは、対面はケージ越しから少しずつ。
時間をかけて距離を縮めると、かけがえのない仲間として心を通わせていきます。
相性のよい相手と、そのポイントをまとめました。
| 相手 | 相性ポイント |
|---|---|
| パグ | 遊び方が同じ |
| 猫 | 狩猟本能低め |
| 先輩犬 | 資源を分ける |
にぎやかな仲間がいれば、留守番の寂しさもやわらぎます。
お留守番を安心して過ごす工夫もお話ししています。
パグやボストンテリアとの性格くらべ
フレンチブルドッグを検討するとき、よく比べられるのが同じ鼻ぺちゃ仲間のパグとボストンテリアです。
三頭三様の魅力があり、暮らし方によってぴったりの相棒が変わってきます。
フレンチブルドッグは、頑固さもある愛情深いがっしりタイプ。
ボストンテリアは、手足がすらりと長く、賢くて社交的なスポーティタイプ。
パグは、とびきり温厚で甘えん坊なのんびりタイプです。
留守番の多いおうちには、自立心のあるボストンテリア。
濃密なスキンシップを楽しみたいなら、フレンチブルドッグ。
おっとり穏やかに暮らしたいなら、パグ。
暮らしに合う相棒を選ぶと、毎日がもっと幸せに満ちていきます。
3犬種の性格傾向を、並べてみました。
| 犬種 | 性格の傾向 |
|---|---|
| フレブル | 頑固で愛情深い |
| ボストン | 賢く社交的 |
| パグ | 温厚で甘えん坊 |
フレンチブルドッグの性格を知れば絆はもっと深まる

フレンチブルドッグの性格が悪いなんてことは、決してありません。
陽気で甘えん坊なところも、ちょっぴり頑固でマイペースなところも、少し手のかかる場面さえ、すべてがフレンチブルドッグらしい愛おしい個性です。
噛み癖にも、興奮にも、甘え吠えにも、その奥にはいつも伝えたい気持ちが隠れています。
その気持ちに気づき、理由を知って向き合っていくと、すれ違いは少しずつやわらぎ、毎日はより穏やかで心地よいものへと変わっていきます。
性格を深く知ることは、フレブルとの絆をいっそう確かに育ててくれます。
もし今、困りごとをひとりで抱えて、胸を痛めているご家族がいたら。
そんなときは、どうかひとりで抱え込まないで。
私たちは、フレブルとの毎日に寄り添う、もうひとつの実家のような存在でありたいと願っています。
小さなことでも、いつでもお話を聞かせてくださいね。
その一歩が、フレブルとご家族の笑顔にそっとつながっていきます。