チワワの基本的な飼い方!もっと楽しく暮らそう!

怖がりチワワも安心。チワワを迎える準備

いよいよ始まる、チワワのいる暮らし。

安心な場所だと早く慣れてもらうために、どんな準備をしたら良いのでしょうか?

怖がりな性格のチワワを迎える際には、サークル(またはケージ)に加えて、暗くて落ち着けるクレートも用意してあげてください。

サークルの中に置くことでスペースが狭くなってしまう場合には、サークルとクレートの入り口を繋げてあげましょう。

休息場所はゆったりできることが大切です。

新しい環境に慣れるまで家族や同居の先輩犬とバッティングしないように注意してあげてくださいね。

程よい距離感を保つことで、臆病な性格のチワワも徐々に安心できる環境へと気持ちが落ち着いていきます。

また、柔らかいところが好きなのでベッドを準備してお迎えすることもおすすめです。

体が小さいチワワは外気温に影響されやすいです。

また、南米出身の犬種ですので寒さに弱いです。

寒い季節にお迎えする際には、湯たんぽや腹巻きなど体温を調整できるものも準備してあげてくださいね。

信頼関係構築。チワワのしつけで大切なこと

チワワは子犬の時期のしつけ・社会化が不十分だと、他の犬種に比べて問題行動が多くなってしまうことが起こりやすいと言われている犬種です。

お迎えして環境に慣れたら様々なものに触れさせ、正しくコミュニケーションを取ることが大切です。

チワワは飼い主と離れることが苦手で、寂しがりやの子が多い印象です。

子犬期という大切な時期に十分なコミュニケーションを確保できず放置してしまうと、恐怖心や警戒心が増加してしまいます。

寂しがりやのチワワ。

お世話の時間は可能な限り確保しましょう。

また、臆病で攻撃性が強くなりやすい一面もあります。

飛び跳ねながら吠える・・・そんなイメージをチワワに抱いている人も多いのではないでしょうか?

そのためか、チワワを迎えるにあたって「厳しくしつけなければ。」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、上下関係を意識したり、厳しくしつける必要はありません。

問題行動を起こさないためのしつけやトレーニングを意識しながら、対等な家族として信頼関係を築いて行ってください。

噛む・吠えるなどの問題は、身についてから時間が経てば経つほど修正は難しくなり時間もかかるようになります。

子犬の時期に色々なものに触れる機会を散歩などで作り、問題行動を予防する正しいしつけをすることが大切なのです。

ペッツメイトでも、専門のスタッフがしつけを行っているので、その経験を生かしたご相談への対応を行っております。

日頃のケアで、より可愛く、より長く!チワワの日常のケアは?

くっきりとした大きな瞳がチャームポイントのチワワ。

その愛らしい特徴ゆえに、涙やけが起きやすい犬種です。

目が大きいので、毛やゴミが入りやすく眼球を傷つけてしまいがちなことが原因の一つと言われています。

そのため、目の周りの毛はしっかりとカットしてあげましょう。

また、目やにや涙が出やすいのでこまめに目元を拭いてあげてください。

目やにの色や眼球に異常を感じた場合は、直ちに獣医師に診てもらってくださいね。

また、チワワは歯石がつきやすい犬種の一つでもあります。

できるだけ毎日、犬用歯ブラシや濡れたガーゼで歯と歯ぐきを擦ってあげてください。

歯磨きを習慣つけてあげましょう。

ブラッシングは被毛がロングコートかスムースコートかで、お手入れ頻度が変わります。

ロングコートチワワのお手入れは、毛玉ができないように週2〜3回のブラッシングをしてあげてください。

スムースコートチワワは、ラバーブラシなど柔らかいブラシを使ってシャンプーの際に、不毛な被毛を取り除く感覚で行ってあげてください。

ブラッシングは皮膚の血行促進にもなりますし、あなたと愛犬のスキンシップの一つともなります。

お肉がつきすぎてないかな?

怪我をしていないかな?

目の周りはキレイかな?

気持ち良いね。

愛犬の体調や様子を把握するためにも行ってあげてみてください。

長く共に過ごすために知っておきたい、かかりやすい病気トップ3

チワワがなりやすい病気を知ることで、病気や怪我の予防や早期発見に繋がります。

1日でも長く愛犬との時間を過ごすために、病気を知り健康で長生きできるようにサポートしてあげることが大切です。

チワワがなりやすい病気TOP3は

  • 膝蓋骨脱臼(パテラ)
  • 気管虚脱
  • 水頭症

だと言われています。

膝蓋骨脱臼(パテラ)

膝のお皿が支えられている溝からはずれてしまう病気です。

■症状

・足をひきずっている

・しゃがんだ姿勢で歩く

・スキップのような歩き方をしている

■よくある原因

・成長期に骨や靭帯、筋肉の形成に異常が生じるため

・交通事故や高い場所からの転落などにより、膝に強い力が加わるため

■予防法

・フローリングなどで足を滑らせないようにクッションマットや滑り止めを敷きましょう

・爪や肉球の間の毛を短く保しましょう

・高いとこから飛び降りないように生活環境を整えましょう

気管虚脱

空気の通り道である気管がゆがんだり、押し潰されたりして呼吸がしづらくなる病気です。

■症状

・咳

・ブーブー、ガーガーという異常な呼吸音がする

・息苦しそうにする

■よくある原因

具体的な原因については解明されていませんが、考えられるのは二つだと言われています。

・遺伝

・肥満、吠えすぎ、リードを引っ張ることなどによる気管の圧迫

■予防法

・首が締め付けられないように、首輪の確認やハーネスを検討しましょう

・無駄吠えや興奮したときに落ち着かせられるように、日頃からしつけをしましょう

・太らないように注意しましょう

水頭症

脳室に溜まった脳脊髄液が脳を圧迫し、脳の損傷や神経症状を引き起こす病気です。

■症状

・ぼーっとすることが多くなる

・攻撃的になる

・歩き方がいつもと違う

・髄液が広がり眼球が圧迫されることで、目が外側を向く

・頭がドーム状にふくらむ

■よくある原因

・遺伝子の異常

・頭部への外傷や髄膜炎、脳腫瘍など

■予防法

・先天性のものが多いので、症状の早期発見、早めの処置が重要です。

健康長生き!チワワとの時間を長く過ごすために

家族の一員となった、大切な愛犬。

健康で長生きするために、飼い主が気をつけてあげられる6つのポイントをご紹介します!

■チワワが健康で長生きするための6つのポイント

①年齢に合った食事選びと食べやすい工夫をする

②散歩や遊びを工夫して適度な運動を取り入れる

③ストレスを和らげる過ごし方で心の健康を保つ

④ブラッシングでコミュニケーションをとりながらお手入れをする

⑤温度や湿度に配慮し、安心して過ごせるように環境を整える

⑥病気の予防や早期発見のために定期的な健康診断を心がける

愛犬も飼い主も、無理なくストレスなくできる方法を見つけて、ぜひ実践してみてくださいね。

愛犬との幸福に満ちた暮らしが1日でも長く続きますように。

ペットメイト お悩み相談室

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